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喪主インタビュー/岡垣町在住のOさん

たくさんの人に気を使うことなく、落ち着いて妻を見送る時間を持ちたかった

森の庵:家族葬を選ばれた理由を教えていただけますか?

喪主0さん:妻はあまり派手なことを好まず、いつも控えめで、家族との時間を大切にする人でした。
だから、その意思を尊重して、家族葬という形を選ぶことにしました。

また、私自身も大きな葬儀をするより、家族と親しい人たちだけで、静かに彼女とのお別れをしたいという気持ちが強くあったので、たくさんの人に気を使うことなく、私たちが落ち着いて妻を見送る時間を持ちたかったんです。
私たち家族にとっても、彼女にとっても、これが最もふさわしい送り方だと思いました。

担当者に細かく相談し、こちらの希望をしっかり伝えた

森の庵:家族葬を行うにあたって、どのような準備をしましたか?

喪主0さん:妻の生前の意思を尊重して、できるだけシンプルで温かい雰囲気の葬儀にしようと決めました。
彼女が望んでいたことは、大勢の人を呼ばず、家族や親しい友人とゆっくり過ごす時間だったので、それに合わせた形で準備を進めました。

次に、家族葬は初めての経験だったため、どう進めるべきかを森の庵の担当者に細かく相談し、こちらの希望をしっかり伝えました。
葬儀の規模を小さくした分、私たち家族が妻との思い出を大切にできる時間を持ちたかったので、進行の時間にも余裕を持たせるようにしました。

祭壇には、妻が好きだった花を飾りました。
彼女は花が大好きだったので、できるだけ彼女らしい雰囲気を作りたかったんです。
また、家族で過ごした時間や旅行先での写真も用意し、彼女との思い出を感じながら葬儀を進められるようにしました。
さらに、妻が好きだった音楽を式中に流すことで、より彼女の個性が感じられる空間を作りたかったんです。

準備はすべてシンプルでありながら、私たち家族が心から納得できるものにすることを心がけ、結果的に、家族葬を通して、私たち家族が妻との最後の時間を大切に過ごすことができたと感じています。

自然とみんなで笑い合い、妻の愛情深さを再確認することができた

森の庵:家族葬の進行中、特に印象に残っている出来事は何ですか?

喪主0さん:進行中特に印象に残っているのは、妻が生前大切にしていた庭の話が自然と広がったことです。
妻は庭いじりが趣味で、季節ごとに咲く花々を楽しんでいました。
式場には彼女が愛情を注いで育てた花々の写真や、使っていたガーデニング道具を飾りました。
それを見た家族や親しい友人たちが、彼女の庭づくりに対する情熱や、庭で過ごした時間について次々と話し始めました。

特に、妻が一生懸命育てたバラの話題が出たとき、みんなが笑顔になりました。
彼女はとても几帳面で、バラの手入れには特に時間をかけており、毎年咲くと家族みんなに見せて回り、庭で写真を撮っていた姿が今でも鮮明に思い出されます。
その話をしているうちに、自然とみんなで笑い合い、妻の愛情深さを再確認することができました。

また、妻が庭で過ごしていた姿がよみがえり、庭の手入れをする時にかけていた音楽も式中に流しました。
音楽が流れると、みんながその頃のことを思い出し、しばらくの間静かに耳を傾け、まるで彼女が今もその庭にいるような感覚になり、言葉にできない温かさが胸に広がりました。

最後に、妻が好きだった花々を手に取りながら、家族全員で感謝の気持ちを込めて手を合わせた瞬間が、一番心に残っています。
彼女の庭で過ごした時間が私たちの心にしっかりと刻まれていると感じ、家族葬だからこそ、こうして彼女の大切にしていたものに触れながら静かに別れを告げることができたのは、特別な体験だったと思います。

家族葬を選んだことで、感謝と愛情を持って穏やかに妻を送り出すことができた

森の庵:家族葬を終えて、どのような感想を持たれましたか?

喪主0さん:家族葬を終えて、心から良かったと感じています。
妻が生前に望んでいたように、静かで落ち着いた雰囲気の中、家族だけでゆっくりとお別れができました。
参列者が少なかったことで、形式に縛られることなく、私たち家族がそれぞれの思いを伝えられたことが、とても大きな意味を持ちました。

葬儀の後、家族で集まって話し合った際にも、全員が『これが彼女にとって一番ふさわしい送り方だった』と感じていました。
森の庵の家族葬を選んだおかげで、私たち家族が納得できる形で妻を見送れたことが、大きな安らぎになりました。

また、葬儀の準備や進行の中で、森の庵の方が私たちの希望に寄り添い、柔軟に対応してくれたこともありがたかったです。
妻が好きだったものを取り入れた式を通じて、彼女の人生や人柄を感じられる葬儀にできたことが、家族にとっても大切な思い出になりました。

悲しみはもちろんありますが、家族葬を選んだことで、感謝と愛情を持って穏やかに妻を送り出すことができたので、私たちにとっても心が軽くなりました

家族葬は故人との大切な時間をしっかりと過ごすことができる素晴らしい選択肢

森の庵:家族葬を考えている方へのアドバイスがあれば教えてください。

喪主0さん:家族葬は大規模な葬儀に比べて、より自由に、家族らしい形で故人を送り出すことができる選択肢です。
故人が望んでいたことや、家族がどのような時間を持ちたいかを共有することで、後悔のない送り方ができると思います。

また、家族葬では、参列者の人数を早めに決めることが重要です。
私たちの場合も、家族や本当に親しい友人だけを招いたことで、気を使わずに落ち着いた雰囲気の中でお別れができました。
小規模だからこそ、親密で温かい空間が作れるので、誰を招くかしっかり話し合うことをお勧めします。

家族葬は、故人との大切な時間をしっかりと過ごすことができる素晴らしい選択肢です。
故人を静かに見送りたい方や、大きな儀式に負担を感じている方には、家族葬をぜひ検討してみてください。

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